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普門寺(ふもんじ)は、静岡県掛川市西大渕にある天台宗の寺院。 == 歴史 == 寺伝によれば、慶雲元年(704年)文武天皇の勅命により、行基が千手の峰に立てたのがこの寺の始めであるという。法相宗として13代まで続いたが、天台宗となったのは、14代の時からである。その後、治承元年(1177年)平重盛が高倉天皇の病気平癒と海上安全、船中無難を祈って寺の場所を現在地に移し、諸堂を再建すると共に、最澄(伝教大師)の作という聖観世音菩薩を安置した。戦国時代に兵乱に遇って諸堂すべて焼失し、衆徒多くは乱を避けて所々へ逃れ、寺に残る者はなかった。しかし、1574年(天正2年(1574年)豪憲が帰山し、衆徒を招集し門前には百姓など呼び集め住まわせた。続いて初代横須賀城主大須賀康高により諸堂が再建されたので普門寺は元の姿を取り戻した。寺領も徳川氏より朱印高37石を贈られ朱印寺となった。隣接した所に、寺の守り神として八所神社がある。普門寺は近郷にない古い歴史をもつ寺である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「普門寺 (掛川市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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